The Last Campfire:レビュー

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3D アクション パズル レビュー 星4

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本稿は「The Last Campfire」のレビューです(Ver.1.09時点)。

本ゲームは、3Dアクションパズルゲームです。戦闘のないゼルダみたいなゲームです。(PS4版でプレイし、トロコン済み。)



攻略サイトを見ずにクリアし、そのままトロコンできました。クリア、及びトロコンまでのプレイ総時間は、7時間程度です。


火を探し、火を灯す物語

プレイヤーはエンバー族のひとりとなり、世界を旅します。冒頭、船で進む集団に置いて行かれ、ひとりになります。ここから、プレイヤーは青いエンバー族ちゃんを操作していきます。

かわいらしいエンバー族がちまちま動く様は、もうそれだけで癒されます。滑り台から飛び出し、コテンと倒れたり。もうホントにいちいち可愛いです。

このゲームに死はありません。失敗しても簡単にやり直せます。ですから、青いエンバー族ちゃんがかわいそうなことになったりもしません。

そうして進んでいくと、青いエンバー族ちゃんキャンプファイヤーへと辿り着きます。そしてここで、差し当たっての目的が分かります。それは「各地に点在するエンバー族を探し、キャンプファイヤーまで連れていく」ことです。

彼らは普通のエンバー族でした。ですが、精神的な何かの影響で石のような「フォーローン」となっています。

彼らを見つけたら、語り掛けてみます。すると、彼らの心情を表すかのような、パズルの世界が展開されます。青いエンバー族ちゃんはパズルを解き明かし、彼らを「フォーローン」から解き放つのです。


軽快なパズルゲーム

本ゲームは3Dアクションパズルゲームです。

エリアを探索してパズルを発見し、それらを解いていきます。戦闘の無い「ゼルダの伝説」をイメージすると良いかもしれません。

まず、「フォーローン」となったエンバー族を発見しなくてはいけません。そのために、パズルのようなギミックを解き明かす必要があったりします。そして、「フォーローン」からエンバー族を開放する時には、パズルエリアに飛ばされます。

ギミックとして最初から目に見えているものや、どこにあるかも分からないものなど。様々な要素があり、あれやこれやと試行錯誤するのはとても楽しいです。

パズルの難易度は、低めです。

ただし、文章でルールが提示されるわけではありません。ですから、ノーヒントでは解き方が予想しにくいものもあります。また、取り返しのつかない要素もないので、ゆっくりと自分のペースで攻略できます。


トロコン難易度

トロコン難易度は低いです。

私も攻略サイトを見ずに、7時間程度でトロコンできました。用意されているパズルを解くだけなので、自力で解ければ苦戦はしません。

また、ゲーム中には「忘れられたもの」という収集要素があります。しかし、これはトロフィーには関係ないようです。


総評

なかなか面白いです。おすすめです。

1500円程度で、総プレイ7時間程度というのはちょっと短い。ただし、ムービーも最低限で、操作不能な時間はほとんどありません。ですから、それほどボリュームに不満はないですね。

パズルは低難易度ですが、それなりに量があります。サクサク進めるので、やり応えはあります。

この作品は、ほんわかした雰囲気に見えますが・・・。その背景には、精神的な葛藤のようなものが見え隠れしています。ただかわいいだけではなのです。

こういう世界観にゆっくりと浸かっていく感覚。なかなか気持ちが良いです。低価格のゲームなので、ちょっと手が空いた時にプレイしてみると良いかもしれません。


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鈍器の管理人・サ場

鈍器とダークファンタジーをこよなく愛するニワカゲーマー。ソウルシリーズやパズルゲームが好き。最近は、低価格帯のインディーズゲームを好んでプレイ。

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