CARRION:レビュー

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2D アクション アドベンチャー レビュー 星5

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本稿は「CARRION」のレビューです。

本ゲームは、2Dアクションアドベンチャーゲームです。俗に言うメトロイドヴァニアのゲームです。人間に囚われたクリーチャーとなり、人間の施設を侵食しながら人間を捕食するゲームです。(PS4版でプレイし、トロコン済みです。)



CARRIONとは?

2020年7月にリリースされた2Dアクションアドベンチャーゲームで、PS4版は2021年10月にリリースされました。ギミックを解除するパズルゲームの要素もあります。

いわゆるメトロイドヴァニアに分類されます。メトロイドヴァニアとは、サイドビューの探索型2Dアクションを指す言葉です。これは"メトロイド"や"悪魔城ドラキュラ"から作られた造語です。

このジャンルは世界中の人々に愛され、数々のタイトルがリリースされています。しかし、このゲームには、他の作品とは一線を画す要素があります。

それは、主役がクリーチャーだということです。しかも、触手ウネウネの不定形なやつです。

このクリーチャーは、研究所のようなところに隔離され、囚われています。そこから抜け出すことができたクリーチャーは、人間を捕食しながら増殖します。そこかしこに巣を作り、人間の拠点を少しずつ侵食していくのです。


ゲームシステム

クリーチャーの操作は難しくはありません。

触手のおかげで縦横無尽に動けますので、ジャンプのようなものも必要ありません。次第に操作も増えていくのですが、順次解放されていくので、混乱することもないかと思います。

エリアを這いずり回り、人間を捕食する。

基本的にはこれの繰り返しです。しかし、人間側もただ食われるだけではありません。無敵のように見えるクリーチャーも、実はいっぱい弱点があります。

それはマシンガンや火炎放射器、電撃罠や爆弾。

いともたやすくクリーチャーは死滅します。ただし、その個体が死んでも、巣から新たな個体が生み出されます。それらをうまく躱しながら、自身を強化していくのです。

強化していくと、様々な能力が使えるようになります。蜘蛛を飛ばせたり、姿を消せるようになったり。さらには体積が増えて、強力な能力が使えるようになっていきます。

また、DLCもあります。こちらは、最初からフル強化の状態でゲームがスタートします。本編には登場していない敵や罠が登場し、本編よりも難易度が少し高めに設定されています。


ゲームとトロコンの難易度

ゲームの難易度は低め。

パズルは難解なものが少ないです。また、要所要所でボス戦があり、これの難易度は少し高いかもしれません。しかし、リトライが容易なので、何度か挑戦していればクリアできるかと思います。また、DLCは本編より多少難易度は上がります。

そして、トロコンの難易度も低めです。

ゲームクリアの時点で、ほとんどのトロフィーが取得できます。ただし、"格納ユニット"だけはクリアに必須ではないため、収集しなくてもクリア可能です。その収集もそこまで難しいものではないので、トロコンの難易度も低めです。なお、DLCにトロフィーはありません。

私のプレイ時は、本編は9時間ほどで自力のトロコン、DLCも1時間ほどでクリアできました。


総評

まちがいなく面白いです。おすすめです!

不満を言えば、マップの繋がりが分かりにくく、迷子になりやすいこと。あとは、一通が多いことでしょうか。それでも十分面白さが勝ります。

このゲームをプレイすると、あなたはきっと思うでしょう。

「・・・下等な人類どもがっ!!」と。




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鈍器の管理人・サ場

鈍器とダークファンタジーをこよなく愛するニワカゲーマー。ソウルシリーズやパズルゲームが好き。最近は、低価格帯のインディーズゲームを好んでプレイ。

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