A Short Hike:レビュー

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3D アドベンチャー レビュー 星4

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本稿は「A Short Hike」のレビューです。

本ゲームは、見下ろし型の3Dアドベンチャーゲームです。鳥の少女クレアを操作し、山頂を目指します。(PS4版でプレイし、トロコン済みです。)



ゲーム概要


ストーリー

都会に住む鳥の少女クレアは、親戚のおばさんと共にホークピーク州立公園という島へ訪れます。ただ、クレアには気がかりがあり、彼女は電話を待ち続けていました。

しかし、この島は電波が届かず、電話はかかってこないことが分かります。島で唯一電波の届く場所は、ホークピークの山頂のみ。そうして、クレアは山頂を目指すことにしたのです。

・・・といった都会っ子のワガママねぇ、ふぅん。あるあるだなー。・・・なんてテキトーに聞いてると、最後はちょっと泣いちゃうかも?

ゲームシステム

3Dのアドベンチャーゲームです。アクション要素は多少ありますが、そこまでシビアではありません。ただし、ミニゲームの中には、結構頑張らないといけないものも・・・。

斜め上から見下ろすタイプで、原則的にカメラは固定です。自キャラに合わせて、自動追尾します。敵のようなものは出てきません。ジャンプや滑空を使用して、山を登るだけです。

"黄金の羽"というアイテムがあり、それによって行ける場所が増えていきます。島の至る所に隠されていますので、ゼルダのように探索する面白さもあるゲームです。


良いところ


世界観やストーリーにほっこり

私はゲームにおいて、あまりストーリーを褒めることってあまりないのですが・・・。なかなか癒やされる世界観で、好きですね。エンディングへの入り方は賛否あるかもしれませんが、斬新で好きです。最初は"え?"と面食らいましたが。

アクションが面白い

空を飛ぶ、・・・と言っても、上昇するわけでなく滑空してるだけです。ですが、かなり簡単な操作で空を飛べます。操作感も良いので、なかなか良いと思います。シンプルに気持ちが良いです。


悪いところ


固定カメラが若干酔う

固定カメラの向きが、自動で切り替わるタイミングがあります。例えば、右上から映していたのが、左上に変わるなど。特に、空を飛んでる時など、早いスピードで移動しているときに、カメラがグリグリ動く場合があります。これは結構酔います。

ボリュームが少ない

正直、値段相応。・・・と言われれば、その通りなのですが。もう少し、プレイしたかったなぁと思ったので。収集要素はそれなりにありますが、クリア自体は2~3時間程度でできてしまいます。ちょっと短いかな。


難易度


ゲームの難易度

簡単ですし、数時間でクリアできるボリュームです。

山頂まで登るには、最低7枚の黄金の羽が必要だそうです。道すがらイベントをこなしていれば、大体規定数は取得できるかと思います。私は、初見で8枚ありました。

トロコンの難易度

クリア後のアイテム収集に、若干時間がかかるかもしれません。ただ、そこまで量はないので、ネットで調べてしまうとすぐ終わってしまうかと思います。私は黄金の羽のラスト1個と、隠しトロフィー2個は、自力発見できませんでした。

隠しトロフィーでは、ミニゲームの規定値クリアが必須なので、苦手な人にはちょっと厳しいかもしれません。私はバレーがキツかった・・・。


総評

面白いです。ボリューム少なめですが、安価なので、箸休めのつもりでプレイしても良いかもしれません。世界観が良いですね。ほっこりします。




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鈍器の管理人・サ場

鈍器とダークファンタジーをこよなく愛するニワカゲーマー。ソウルシリーズやパズルゲームが好き。最近は、低価格帯のインディーズゲームを好んでプレイ。

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